センター長メッセージ

photo ito center 長崎大学ダイバーシティ推進センター
センター長・教授 伊東 昌子

 長崎大学医学部を卒業し、その後ずっと大学病院で勤務してきました。2014年4月、男女共同参画推進センターにセンター長として就任しました。その時から本学での仕事に取り組むことになり、自分が所属する大学のことでも知らないことが驚くほどたくさんあるのに気づきました。そういう中で、センター長として、また男女共同参画担当副学長として、大学に勤務する教職員のみなさまにとって何をしていけばいいのか、模索するのにも時間がかかりました。

 お陰様で、長崎大学は2015年度文部科学省「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ事業」に採択されましたので、4つの柱を立ててダイバーシティ推進を行うことといたしました。4つの柱とは、学内での事業として以下の3つ①女性リーダー育成プログラム(女性リーダーを育成する男性の意識改革のためのプログラムも含む)②ワークスタイルイノベーション ③ライフイベントサポートプログラム、とりわけ研究(仕事)と介護の両立支援です。4本目の柱は、地域と連携して介護者の支えとなる仕組み作りです。これには、大学生ボランティアの育成も含めて、「地域で学び、地域で支える」をモットーに活動しています。

 そして、事業開始を契機に、センター名称を「ダイバーシティ推進センター」に変更しました。

 大学の教職員にとって、「働きやすい環境を整えること(両立支援)」と「働きがいを感じる組織つくり(=能力を評価されて活躍できる組織つくり)」の両方を目指し、またそれを実現するために全ての教職員がダイバーシティを正しく理解して実践できる大学を目指したいと思います。ダイバーシティは「多様性」と和訳されますが、様々な考え方や価値観を尊重し合える社会の土台です。女性活躍促進のためだけでなく、全員参加(Inclusion)を意味します。

 新たな一歩を踏み出したダイバーシティ推進センターは、多くの教職員のみなさまと関わりを持って、みなさまから学びながら、Diversity and Inclusion を目指して行きたいと思います。どうぞご支援ご協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。